バーコードの種類
●JANコードとは
JANはJIS(JIS-X-0501)により規格化されたバーコードで、商店に流通しているほとんどの商品にマーキングされています。このJANは、コンビニエンスストアを中心に広く利用されているPOSシステムで活用されています。JANはアメリカ/カナダのUPC、ヨーロッパのEANと互換性がありますので、全世界で利用できる共通コードです。
●JITFとは
ITFは、インターリーブド2of5(Interleaved Two of Five)の略で、おもに段ボールに印刷されている標準物流コードとして利用されているコードです。5本のバー(スペース)のうち2本が太バー(太スペース)という構成(2of5)で一つのキャラクタ(数字)を表します。
●J標準物流コードとは
標準物流コード(JIS-X-0502)は主に段ボールなどの包装箱にマーキングされたバーコードで、物流用としてJISで規格化されています。
●JCODE39とは
CODE39は1975年にインターメック社で開発されたバーコードで、数字、アルファベットといくつかの記号の合計43個のキャラクタをコード化したものです。アルファベットを扱えることから工業用にはなくてはならないものとされ、FAでは自動車、電気関係で数多く使用されるのをはじめ、我が国でも、EIAJ(日本電子機械工業会)が規格化をすすめています。
●JNW-7とは
NW-7は1972年にモナークマーキング社によって開発された2of5に次ぐ比較的初期のバーコードです。血液の管理用、宅配便の配送伝票、図書の管理、会員カード、書き留め郵便の管理用など、数字の連番印刷が必要なものに広く利用されています。
●JCODE128とは
CODE128は、1981年コンピュータアイデンティックス社(アメリカ)によって開発されたバーコードです。
このCODE128は、アスキーコード128文字(数字、アルファベット大文字/小文字、記号、制御コード)全てをバーコード化することができます。つまり、コンピュータのキーボードから打てる文字(漢字、ひらがな、カタカナ以外)を全て表すことができるため、コンピュータと非常に相性のよいバーコードであるといえます。
●JEAN-128とは
現在普及しているJANコードや標準物流コード(ITF)の情報に加え、物流情報や商取引情報など様々な情報を表示するためのバーコードです。
■QRコードとは(二次元バーコード)
QRコードは、Quick Responseコードという名の通り、高速読み取りを重視した2次元コードです。
QRコードは、日本で最も普及している2次元コードで、日本自動車工業会や日本自動車部品工業会が現品札(カンバン)に採用し、また、コンタクトレンズ協会、日本文具紙業協会でも現品ラベルとして使用しています。
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